1日1時間勤務とは

「働き方改革とHP」レポート

#1時間勤務の時代へ

日本全国への働き方改革の広がりとともに、労働環境が大きく変わろうとしています。
企業はこれまでの常識を捨てる抜本的な改革が必要となるでしょう。
そして時間や場所を選ばずに、しかも安全に働くことができるからこそ、業務スタイルに適した生産性を高める
デバイス選びが重要になります。
今回、日本企業の働き方改革に詳しい、日本HPパーソナルシステムズ・マーケティング部長の甲斐氏にお話を伺いました。

<日本HP Web サイト「働き方改革とHP」より>

働く環境の現在と未来

サイトはこちら → http://jp.ext.hp.com/business-solution/work/work.html

働き方改革を成功に導く企業文化づくりとテクノロジー
働き方改革により、今後ますます社外で業務をおこなう機会が増加。それに伴い、労務管理は時間から成果になっていきます。また、アウトプットの質が求められることに加え、従業員に成果を求める以上、生産性を下げるPCは、従業員の不満を高める要因となり、より良い労働環境を用意できなければ、優秀な人材の確保が難しくなるという状況に多くの企業は追い込まれていくでしょう。そうした環境下、企業の飛躍につながる働き方改革について考えます。

優秀な人材を確保するには、どのような改革が必要でしょうか?

株式会社日本HP
パーソナルシステムズ事業本部
パーソナルシステムズ・マーケティング部
部長 甲斐博一氏

いつの時代も、日本の多くの若者は大企業に入りたい。新卒一斉入社には変化が見られず、偏差値化する就職活動もあいまり、そんな入社競争が続き、この現象の行き詰まりも見えない中、そしてしばらくは続くであろう売り手市場。そんな中、中小規模企業にとってより欲しい人材を確保するなら大企業よりも若い人に魅力的な労働環境づくりが重要になります。その答えのひとつが、それぞれの社員にあわせた多様なライフスタイルを実現する柔軟な働き方が選択できる環境をつくることです。

働き方は会社ではなく、個人が決めるべきものだと私たちは考えています。いまの世界的なトレンド で申し上げるなら「One Life」、先進国ではいわゆるプライベートとビジネスの境界がない働き方が広がっていき、この状況はこの先急拡大していくことでしょう。これはテクノロジーの発展が招いた結果であり、その是非を問うこともなく、広がりのスピードは衰えることはないでしょう。

また、どうしても日本は制度を先につくりがちですが、制度よりも文化を根付かせていくことのほうが大切なのかもしれません。社員をより幸せにしようという経営側の真摯な取り組みの結果として、その企業にとって良い人材が現れ、経営が上向きになっていく。そのようなサイクルを最適なテクノロジーで支援し て、日本中に広げていくことが私たちの使命だと考えています。

働き方改革が進むと、従業員の労務管理が難しくなるのでは?

社員のプライベートを幸せにして、豊かな心を仕事に還元してもらうコーポレートポリシーを掲げる企業があります。このお客さまから働き方の相談を受けて、最初に「働くことは時間を提供することではない」という話をしました。私たちは時間提供の働き方はいずれ多くの分野でなくなり、時間は成果に置き換わると考えています。プロセスである時間の使い方は人により異なりますが、ゴールである成果はひとつだからです。

私たちはプライベート「or」仕事ではなく、プライベート「&」仕事という、局面に応じてどちらを選んでもいい自由で柔軟な働き方を実現するときにキーとなるテクノロジーを具現化させていきます。そして、それによって単純なワークライフバランスではなく、プライベートと仕事の境目がない「One Life」を実現していくことにつながります。またそれが今回、お客さまのポリシーにフィットして多くの共感をいただいたと思っています。そうした経験から評価の指標を成果にシフトすることを前提に環境整備を整えていけば、将来的にはどんな企業もITをフル活用した「#1時間勤務」のような働き方も充分に可能になるのではないかと考えるようになったのです。「#1時間勤務」を実現させることが目的なのではなく、本質的な目的は社員が自分の働く時間を自分で決めることができる、そして経営側はより自由な働き方ができる環境と文化をつくることにあります。それはすべて、社員の幸せの追求のためだととらえています。

ノートPCの持ち出しは、セキュリティ面で心配なのですが

セキュリティポリシーで社用PCの持ち出しを制限する企業がありますが、必ずしも防御策にはならないであろうことについては多くの経営者、情シス部門にはまだ浸透されていません。たとえ社内で使っていてもネットに接続する以上、ランサムウェアなどの脅威から逃れることはできない。つねに新手の巧妙な手口が出てくるので完璧な対策はありえないのです。どんなに最新のパッチを当てたところで新たな手口には引っかかる。被害を未然に防ぐガチガチの事前対策は完璧ではなく、むしろ外界との接点であるデバイス上での事後対策が重要になります。そこで私たちは被害が起こることを前提 として、自動修復などで被害を最小化させる回復力を持つ設計思想のPCを提案しています。

働き方改革とセキュリティ対策の両立については、忙しい情シス部門まかせにするのではなく、きっちり経営者主動で行うべきものと考えます。このような環境づくりに加えて、成果をきちんと評価するための新たなしくみをつくる必要もあります。もちろん時間のかかる制度より先に文化づくりに重きを置くべきでしょう。きちんと成果を認める企業文化です。同じ仕事をしても時間で評価されるなら、優秀な人材は逃げていきます。仕事はつらい ものではなく楽しむもの。こうした企業文化があれば、優秀な人材の確保は難しくなく、自社のさらなる発展も期待できるでしょう。

今回のインタビューで「仕事は時間の提供ではない」という甲斐氏の言葉が印象に残りました。働く時間や場所が自由になることは、これまでの仕事に対する意識の変化も求められます。今、私たちは、その過渡期にあると言えるでしょう。優れたセキュリティ性、利便性を備え、それぞれの働き方に適したデバイスなら、近い将来「#1時間勤務」も可能になることは間違いないでしょう。
Tech and Device TV編集部

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